顎関節症
顎関節症とは簡単に言うと、顎関節の周辺に何らかの異常があって関節部に痛みがあったり、口が開けにくくなる、顎がカクカク鳴るといった症状がでる疾患です。これには原因はいくつかあり、状態も異なるのですがまとめて「顎関節症」といいます。
原因はいくつかあると言いましたが、主に言われているものとして
① ブラキシズム
くいしばりや歯ぎしり等で筋肉を緊張させて顎関節に過度な負担をかけてダメージを与える。
② ストレス
精神的な緊張は筋肉を緊張させブラキシズムに影響を与えます。
③ 偏咀嚼
左右どちらか一方ばかりで噛む癖を偏咀嚼といい、片一方だけに多くの負担を掛けることで発症の原因になります。
④ 癖や習慣
うつ伏せで寝たり、顎の下に電話をはさんで通話したり、猫背の姿勢などで関節や筋肉に負担をかけることで発症の原因になります。
⑤ 急性のもの
大きく口を開けたり、硬い物を噛んだり、顎やその周囲を強打したりして関節や筋肉・靭帯を痛めた。
などです。
パンダでの治療法としては
矯正治療
顎関節を整えて関節周囲の負担を減らす。また脊椎の歪みを整えて、左右のバランスを正常にして片一方だけにかかる負担をとる。
手技療法
関節周囲や頚部の筋肉をほぐして、関節にかかる過度な負担を取り除く。
特殊電気治療
微弱電流を患部・患部周囲に流して筋肉の緊張を緩めて関節にかかる負担を取り除く。