骨盤矯正
骨盤の働きとゆがみ
「骨盤矯正」とは、骨盤のゆがみを正常な位置に整える施術のことを指しますが、骨盤の働きやゆがみを矯正する重要性をご存知でしょうか。
骨盤は、体のほぼ中心に位置し土台の役割を果たしています。この骨盤の中央には背骨が通っており、全身の様々な部分へと繋がっています。骨盤がゆがみもなく正しい位置にあれば、体に負担をかけることなく、姿勢や体の動作もスムーズに行えますが、日常の生活習慣やクセなどで、どうしても骨盤や骨格にはゆがみが生じてしまいます。
現代の生活には欠かせないスマートフォンやパソコンなども猫背になりやすく、長時間のデスクワークは、骨盤が後ろに傾きやすくなるため、頭痛や肩こり・腰痛などの原因になります。
また、脚を組むクセがある方は、骨盤が左右どちらかに傾き、左右で高さに差が生じている可能性があります。どちらかの脚の方が組みやすいと感じている方は、左右差が大きくなっていることも多く、ソファーや畳・床などで長時間座っている体勢も骨盤のゆがみの原因になります。
長時間立っている・長時間座っている・姿勢が悪い・スマートフォンやパソコンを長時間使用する・ヒールを履くことが多いなど、骨盤のゆがみの原因は様々です。
骨盤のゆがみが原因で起きる不調
骨盤のゆがみは、建物で例えると基礎の部分になりますので、骨盤にゆがみが生じると全身に様々な症状を引き起こします。
人の体は、骨盤(基礎)の上に背骨(柱)が通り、そこに筋肉(壁)が付いて構成されています。建物の基礎が傾いたりゆがんだりすると、その影響により、柱にもゆがみが生じ、壁のひび割れにも繋がります。人の体も同様で、骨盤がゆがむことで背骨や他の骨格が引っ張られ、姿勢の悪化や筋肉のコリを招きます。骨盤のゆがみが長期間続くと、骨盤や骨格がゆがんだ状態で固まってしまい、正しい位置へ戻すことも難しくなり、猫背などの姿勢の悪化だけでなく、慢性的な肩コリ・腰痛・頭痛など、様々な全身症状となって現れます。
またこの症状が悪化すると、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、重度のしびれによる歩行障害などに繋がる恐れもあります。
骨盤矯正の必要性
上記の説明の通り、骨盤は建物で例えると基礎の部分に当たるため、体の基礎部分にゆがみが生じると姿勢の悪化だけでなく、筋肉がコリ固まり、全身に様々な症状を引き起こします。骨盤のゆがみを放置すると、骨盤の骨と骨の間の仙腸関節もずれてしまいますので、全身のゆがみに繋がります。骨盤矯正で骨盤のゆがみを解消することは、正しい姿勢を保ち、疲れにくい体にし、腰痛や肩コリなど様々な全身症状の改善も促します。
仙腸関節にずれは、疲れやすい・姿勢が悪くなる・肩コリ・腰痛など様々な症状の原因になります。
当院の骨盤矯正
当院では、それぞれの患者様のお体の痛みや症状を丁寧に伺い、検査を行うことにより根本原因を探ります。健康に長くお過ごしいただけるよう、おひとりおひとりに合ったオーダーメイドの治療で、症状の根本へアプローチいたします。
骨盤矯正は「ヘルニアや坐骨神経痛防止」「肩コリや腰痛の改善」「姿勢改善」など、様々な効果が期待できます。