頭痛、緊張型頭痛について。
2021/02/02
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こんにちは! 前回片頭痛についてお伝えしました。 今回は緊張型頭痛についてお伝えしていきます。 緊張型頭痛とは・・頭の横の筋肉や肩や首の筋肉が緊張することで起きます。 筋肉の緊張で血流が悪くなったことにより筋肉内に老廃物が溜まりその周囲の神経が刺激されて起きる痛みです。 精神的・身体的ストレスであることが多くコンピューター操作などで長時間同じ姿勢をとり続けている人に起こりやすいです。 また筋肉の緊張ではなくうつ病など心の病気が原因となる緊張型頭痛もあり、また片頭痛を併せ持つ人もいます。 ・原因 無理な姿勢の維持や長時間のパソコンの使用などによって目の疲れや倦怠感などとともに痛みが現れやすいのが緊張型頭痛です。 後頭部から首筋を中心に頭全体がギューッとしめつけられるように痛みます。 吐き気や嘔吐などといった頭痛以外の症状は現れず、日常生活への支障も片頭痛ほどではありません。 数時間で治まる場合や、頭痛が数ヶ月以上も続くなど慢性化するケースもあるようです。 緊張型頭痛には反復性緊張型頭痛と慢性緊張型頭痛とがあります。 反復性緊張型頭痛は痛みも軽くかつ短時間で治るのでほとんどの人は医療機関を受診しません。 ですが慢性緊張型頭痛はほぼ連日頭痛が持続します。 緊張型頭痛が10年以上続いて次第に頻度や強度が増してくるというのが典型的症状でうつ病などの心の病を併発していることもあります。 慢性緊張型頭痛では中等度くらいの痛みを訴える患者さんが多いです。 中には体を動かすと頭痛がひどくなったり、ズキンズキンと拍動性の痛みを感じたり光や音に過敏になるといった片頭痛に似た症状を訴える人もいます。 今回は緊張型頭痛についてのお話しでした。