必須アミノ酸とは!?
2020/11/25
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こんにちは! 今日は、必須アミノ酸についてお話ししたいと思います。 必須アミノ酸とは、体内では合成されない、食物から補給しなければならない、9種類のアミノ酸です。 その9種類の必須アミノ酸について説明していこうと思います。 ・バリン・・特に、筋肉を作るのに大切なアミノ酸で、不足すると食欲を低下させ、栄養不良の悪循環を引き起こすと考えられています。 ・イソロイシン・・特に筋肉を作るのに大切で、ヘモグロビンを形成するのに必要なアミノ酸です。 ・ロイシン・・子供の成長や、大人の筋肉維持に必要で、たんぱく質の生成や分解を調整することによって筋肉の維持に働きます。 ・メチオニン・・体の中で、たんぱく質を作る時に、必ず一番初めに必要な必須アミノ酸です。 メチオニンが不足すると、全てのたんぱく質合成に支障が出てしまう可能性があります。 ・リジン・・小麦や米など穀物に少なく、脂肪をエネルギーに変えるのに必要な、カルニチンという物質の材料になります。 ・フェニルアラニン・・チロシンを経て、脳内神経伝達物質ドーパミンやノルアドレナリン、黒色色素メラニンの材料になる必須アミノ酸です。 ・トリプトファン・・、体内でナイアシンになったり、脳内神経伝達物質セロトニンの材料となる必須アミノ酸です。 ・スレオニン・・人が体内で全く合成出来ない必須アミノ酸です。 ・ヒスチジン・・人の体内での合成が、比較的遅いアミノ酸。幼児に不足すると、湿疹が出来てしまうおそれがある必須アミノ酸です。 またヘモグロビンに多く含まれているので不足すると貧血になるおそれがあります。 これらが体内では合成されないアミノ酸なので、食物から補給しなければなりません。 今回は必須アミノ酸についてのお話しでした。 次回は非必須アミノ酸についてお話ししたいと思います。