たんぱく質について
2020/10/20
ブログ
こんにちは! 先週たんぱく質の6つの効果についてお話しさせていただきました。 今回はたんぱく質の中の動物性たんぱく質と植物性たんぱく質についてお話ししたいと思います。 たんぱく質はアミノ酸やアミノ酸がつながったペプチドに分解されて体に取り込まれたあと必要なたんぱく質へと再形成されます。 自然には多くのアミノ酸が存在していますが体の材料となりうるアミノ酸はこのうちの20種類です。 これら20種類のアミノ酸がそれぞれの目的にあわせて数十~数百個以上結合し約10万種類のたんぱく質に形を変えます。 筋肉や肌、髪が同じたんぱく質からできているのに形が異なるのはこのようなアミノ酸の組み合わせによるものです。 また20種類のアミノ酸のうち9種類は体内で合成できないため食事から摂取する必要があります。 これを必須アミノ酸それ以外の11種類を非必須アミノ酸と呼びます。 たんぱく質の種類 食事からたんぱく質を摂取するには肉や魚、卵などの動物性食品と穀類や豆類などの植物性食品があります。実は動物性と植物性など食材によって含まれている必須アミノ酸が違います。 動物性たんぱく質 肉や魚など動物から摂ることができるたんぱく質のことを動物性たんぱく質と呼んでいます。 5大タンパク質で言うとホエイ、カゼイン、卵白の3種類が動物性たんぱく質に分類されます。 動物性たんぱく質は手軽に必須アミノ酸を摂取できるのです。 そのため動物性たんぱく質はトレーニングで傷ついた筋肉を早く修復したい時はもちろんストレスにより免疫力が低下した体を回復したい時にも積極的に摂取したいところです。 植物性たんぱく質 植物に含まれるたんぱく質のことを植物性たんぱく質と呼んでいます。 5大タンパク質で言うと大豆たんぱくと小麦たんぱくの2種類が植物性たんぱく質に分類されます。 大豆たんぱくは文字通り大豆に含まれるたんぱく質を小麦たんぱくは小麦に含まれるたんぱく質を言います。 植物性たんぱく質はダイエットの際に気になりがちな油脂をほとんど含んでいないため低脂肪・低カロリーの食事を摂ろうとした時には理想的なたんぱく質です。 今回は動物性たんぱく質と植物性たんぱく質についてのお話しでした。