怪我をしてリハビリをするにあたり、一般の方であれば日常生活に戻すことを最優先にしますが、スポーツをする方であれば、その後競技に復帰しなければなりませんね。
数週間トレーニングしないと、体力がかなり落ちてしまいます。ですから、怪我をした部分だけでなく他の所もトレーニングしなければなりません。安静にする時期があれば、その分体の筋力だけでなく柔軟性も失われるのでストレッチも重要になります。
筋肉が硬くなれば当然競技パフォーマンスも落ちてしまいますし、怪我を再発してしまう恐れもあります。筋力トレーニングを行う上で、実際に競技するためのトレーニングは選手それぞれで違ってきます。
陸上選手でも長距離選手では持久力を向上させなければなりませんが、短距離選手では瞬発力を発揮するようにトレーニングしなければなりません。また、怪我をした部分に負担をかけないようフォームを矯正する必要もでてくることもあります。
このように選手によって行うトレーニングが違ってきますので、目標とするところを明確にし、競技に復帰できるように選手と指導する側のお互いがよく話をする必要があります。